ベンナビITのコラム「インスタでなりすまし被害に遭ったときの対処法｜削除依頼や加害者の特定方法を解説」を監修しました
このたび、当法律事務所の代表弁護士である光股知裕が、法律相談サイト「ベンナビIT」のコラム「インスタでなりすまし被害に遭ったときの対処法｜削除依頼や加害者の特定方法を解説」において監修を担当いたしました。
本コラムでは、インスタグラムでのなりすまし被害に遭った場合の対処法、加害者を特定するための手順について詳しく解説しています。インターネット上での被害対策として、ぜひご一読ください。
本コラムの内容は以下のリンクからご覧いただけます。
インスタでなりすまし被害に遭ったときの対処法｜削除依頼や加害者の特定方法を解説
コラム概要：
最近では、有名人だけでなく一般人もインスタグラム（Instagram）で悪質ななりすまし被害に遭うことがあります。
なりすましアカウントが本人の名を騙って悪意ある言動を行えば、友人関係や仕事に悪影響を及ぼす可能性もあります。こうした事態を避けるため、なりすまし被害に遭った場合はすぐに対処することが重要です。
本記事では、インスタグラムのなりすまし確認方法や対処法、加害者特定の手順などを紹介します。なりすましアカウントの削除依頼や加害者特定を検討している方は参考にしてください。
アカウントが乗っ取られている場合の対処法
インスタでの乗っ取り被害が疑われる場合、以下の対処法を試してください：
パスワードを変更・再設定する
二段階認証を設定する
他のアプリとの連携を解除する
インスタグラム運営に報告する
フォロワーに乗っ取り被害を伝える乗っ取り・なりすましの被害に遭った場合は慰謝料請求できる
インスタでの乗っ取りやなりすまし被害に対しては慰謝料請求が可能です。ただし、そのためには加害者の特定手続きや裁判手続きが必要になることがあります。
アカウントが乗っ取られているかどうかの確認方法
まずは自分のアカウントにログインできるか確認しましょう。ログインできない場合は、パスワードが変更されている可能性があります。ログインできた場合も、ログイン履歴を確認して見知らぬ端末からのログインがないか確認しましょう。
インスタの乗っ取り・なりすましを警察に相談した場合の対応
基本的になりすまし行為だけでは警察が動くことは少ないですが、名誉毀損や業務妨害などの犯罪行為が絡む場合は刑事告訴を検討しましょう。警察が事件として立件する可能性があります。
インスタの乗っ取り・なりすましで成立する犯罪
- 不正アクセス罪
他人のID・パスワードを用いてSNSに侵入した場合、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。- 名誉毀損罪
公然と事実を摘示して人の名誉を毀損した場合、3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金が科されます。- プライバシー侵害
私生活上の事実を公開された場合、慰謝料請求が可能です。- 肖像権侵害
自身の容貌が許可なく公開された場合、慰謝料請求が可能です。インスタの乗っ取り・なりすましの加害者を特定する方法
インスタ運営にIPアドレスの開示請求を行う
開示されたIPアドレスからプロバイダを特定する
プロバイダに氏名や住所の開示請求を行うこれらの手続きは裁判が必要になるため、専門知識がないと対応が難しいです。弁護士に相談することをおすすめします。
インスタの乗っ取り・なりすまし被害は弁護士に依頼するのがおすすめ
加害者特定や慰謝料請求などを検討している場合は、弁護士に依頼することが有効です。専門知識が必要なため、自力での対応に不安がある場合は弁護士に相談しましょう。
弁護士は、加害者特定の手続きや損害賠償請求を代行してくれるため、安心して問題解決に向けた手続きを進められます。
インスタグラムのなりすまし被害に遭った場合は、迅速に対応し、被害拡大を防ぐためにも専門家の力を借りることが重要です。
インスタでなりすまし被害に遭ったときの対処法｜削除依頼や加害者の特定方法を解説
当法律事務所では、インターネット上のプライバシー侵害や誹謗中傷に関するトラブルの解決に力を入れております。ご自身やご家族がネット上でトラブルに巻き込まれた場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
