インフルエンサーに関係する法律問題は、IT・インターネットに関する法律問題とエンターテインメントに関する法律問題が錯綜する分野です。
IT・インターネットに関する法律問題は、IT技術に関する知見と法律の知見が、エンターテインメントに関する法律問題は、芸能活動に関する業界慣行に関する常識と法律の知見が、それぞれ交錯する分野であり、インフルエンサーに特有の法律問題はこれらすべてを網羅した上で対応する必要がある専門領域としてもかなり高度な分野です。
プロスパイア法律事務所では、YouTuberやVtuberに関する案件、インスタグラマーやTikTokに関する案件など、豊富な案件処理の経験からこの分野に対する専門的なノウハウの蓄積があり、問題なく対応可能な体制が整っております。
具体的な業務内容の例
事業に向けての体制整備
所属事務所とタレントとの契約には、様々な形態があり、現在においてスタンダードといえるような「正解」の方法はありません。
プロスパイア法律事務所では、ありうる形の一つでしかない法律事務所内雛形をそのまま提供するのではなく、多くの契約形態を理解した上で、十分かつ適切なヒヤリングの上、クライアントにとって最も適切な契約書の形を提案させていただきます。
プロスパイア法律事務所では、バーチャルYouTuber事業やYouTubeチャンネルの事業譲渡(M&A)のリーガルサーポートの経験も豊富にありますので、交渉の段階から網羅的にサポートをさせていただくことが可能です。
企業案件のリーガル面確認
いわゆる企業案件に関しては、企業案件動画、企業案件投稿の適法性に関してインフルエンサー任せとなっているケースが意外と多く、「そもそもこの案件はインフルエンサー側からすると適法な状態で進行することが不可能(例えば指示の中に法令やYouTubeの規約に違反する内容が含まれており、これに従えば法令違反・規約違反になってしまうが、従わなければ契約違反になってしまう等)」ということがあります。
このような場合に問題状況を適切に把握し、対応方針の助言をすることが可能です。
企業案件において契約書を締結する場合、当該契約書はサインをするしかないものと考えているインフルエンサーも多いですが、契約交渉に企業が応じることは少なくありません。
きちんと契約書についてもリーガルチェックをした上で、契約交渉をするべきであり、プロスパイア法律事務所では、交渉の温度感や作法についてもアドバイスをしながら進行することが可能です。
炎上等緊急時の対応
インフルエンサーの炎上が生じた場合には、対応を間違えるとさらなる二次炎上を招く危険がつきまといます。
その一方で炎上時の対応はスピードが命であり、対応が遅いと、対応が遅いこと自体が二次炎上を招くこともあります。
そのため、スピードと正確性の両方が求められることになりますが、プロスパイア法律事務所では豊富な対応実績から適切かつ迅速な対応をさせていただくことが可能です。