07 契約交渉

01契約交渉を3つの目で見る:法的・交渉的・リスクマネジメント【応用実務】契約交渉には、条項の法的効果を見る目、合意に至る過程を設計する目、リスクの確率と大きさを測る目の3つがあります。同じ交渉が3つの目でどう違って見えるか、条項の議論が動かなくなったときにどう持ち替えるかを、契約交渉の実務書に沿って整理します。02交渉の5段階プロセス:3つのアプローチをどう回すか【応用実務】契約交渉の準備を、法的アプローチ・交渉的アプローチ・リスクマネジメント的アプローチの5段階に分けて整理します。実務で飛ばされやすいミッション設定と代替選択肢(バトナ)の置き方、3つを並行して回すという考え方を、契約交渉の実務書に沿って説明します。03交渉の準備:譲歩可能性の事前設計【応用実務】譲歩の設計を交渉中にやろうとすると、判断のたびに社内へ持ち帰ることになります。どこまで譲れるか(the bottom line と fallback position)、どの順で出すか、何と交換するかを交渉前に決める方法と、社内の合意・決裁プロセスの押さえ方を整理します。04BATNAと、契約交渉における「降りる」選択【応用実務】合意できないまま譲歩だけが積み上がる交渉から抜けるための道具が、バトナ(合意できなかった場合の代替案)です。バトナの置き方と改善のしかた、降りる基準の決め方、そして交渉が大詰めに至った後の打切りが不法行為とされた裁判例から、降り方の作法までを整理します。05修正理由の伝え方:法的根拠/取引上の実害/代替案【応用実務】修正案に理由を書かずに送ると、相手方の社内で誰も通せません。修正理由を、法的根拠・取引上の実害・代替案の3層に分けて書く方法と、相手方の読み手による使い分け、「修正は一切不可」と言われたときの次の一手を整理します。06相手方の力関係と、それが法的評価に跳ね返る場面【応用実務】力関係の差そのものは違法ではありません。問題になるのは、差を利用して押し込まれた条項が後で効かなくなったり、押した側の責任の根拠になったりする場面です。優越的地位の判断要素、独占禁止法・取適法・フリーランス法・消費者契約法の規制、条項の私法上の効力を整理します。07条項ごとの落としどころの相場観【応用実務】条項に数値の相場はありませんが、対立したときにどの方向へ動かすと着地するかという型はあります。独占権と最低購入数量のように条項がセットで決まること、義務の強さと違反の効果のどちらを落とすかという型を、2冊の実務書の落としどころから整理します。08交渉経緯を記録することの意味【応用実務】条項の意味は、文言だけでは決まりません。最高裁は、文言の文理・他の条項との整合性・締結に至る経緯を総合して判断するとし、締結前の担当者の説明やマニュアルの記載を考慮しました。交渉経緯を何のためにどう記録するか、どこまで残すかを整理します。09クロスボーダー交渉と契約書の英文化【応用実務】日本語のひな型を訳せば英文契約になるわけではありません。言語の問題・法制度の問題・商慣習の問題を切り分け、反社条項や請負/準委任のように対応する英語がない概念をどう書くか、準拠法とCISGの扱いをどう決めるかを整理します。10事業部門と相手方の間に立つ:交渉の代理と社内調整【応用実務】「法務がこう言っているので」という一言で修正案が相手方に渡ると、社内の反対と受け取られます。どこで交渉が止まっているかを見て、そのまま送れる形で渡す、同席して条項の説明だけを担当する、外部弁護士を入れる、という手当てを整理します。07章の最後の記事です。
07 契約交渉

契約交渉を3つの目で見る:法的・交渉的・リスクマネジメント

契約交渉には、条項の法的効果を見る目、合意に至る過程を設計する目、リスクの確率と大きさを測る目の3つがあります。同じ交渉が3つの目でどう違って見えるか、条項の議論が動かなくなったときにどう持ち替えるかを、契約交渉の実務書に沿って整理します。
07 契約交渉

交渉の5段階プロセス:3つのアプローチをどう回すか

契約交渉の準備を、法的アプローチ・交渉的アプローチ・リスクマネジメント的アプローチの5段階に分けて整理します。実務で飛ばされやすいミッション設定と代替選択肢(バトナ)の置き方、3つを並行して回すという考え方を、契約交渉の実務書に沿って説明します。
07 契約交渉

交渉の準備:譲歩可能性の事前設計

譲歩の設計を交渉中にやろうとすると、判断のたびに社内へ持ち帰ることになります。どこまで譲れるか(the bottom line と fallback position)、どの順で出すか、何と交換するかを交渉前に決める方法と、社内の合意・決裁プロセスの押さえ方を整理します。
07 契約交渉

BATNAと、契約交渉における「降りる」選択

合意できないまま譲歩だけが積み上がる交渉から抜けるための道具が、バトナ(合意できなかった場合の代替案)です。バトナの置き方と改善のしかた、降りる基準の決め方、そして交渉が大詰めに至った後の打切りが不法行為とされた裁判例から、降り方の作法までを整理します。
07 契約交渉

修正理由の伝え方:法的根拠/取引上の実害/代替案

修正案に理由を書かずに送ると、相手方の社内で誰も通せません。修正理由を、法的根拠・取引上の実害・代替案の3層に分けて書く方法と、相手方の読み手による使い分け、「修正は一切不可」と言われたときの次の一手を整理します。
07 契約交渉

相手方の力関係と、それが法的評価に跳ね返る場面

力関係の差そのものは違法ではありません。問題になるのは、差を利用して押し込まれた条項が後で効かなくなったり、押した側の責任の根拠になったりする場面です。優越的地位の判断要素、独占禁止法・取適法・フリーランス法・消費者契約法の規制、条項の私法上の効力を整理します。
07 契約交渉

条項ごとの落としどころの相場観

条項に数値の相場はありませんが、対立したときにどの方向へ動かすと着地するかという型はあります。独占権と最低購入数量のように条項がセットで決まること、義務の強さと違反の効果のどちらを落とすかという型を、2冊の実務書の落としどころから整理します。
07 契約交渉

交渉経緯を記録することの意味

条項の意味は、文言だけでは決まりません。最高裁は、文言の文理・他の条項との整合性・締結に至る経緯を総合して判断するとし、締結前の担当者の説明やマニュアルの記載を考慮しました。交渉経緯を何のためにどう記録するか、どこまで残すかを整理します。
07 契約交渉

クロスボーダー交渉と契約書の英文化

日本語のひな型を訳せば英文契約になるわけではありません。言語の問題・法制度の問題・商慣習の問題を切り分け、反社条項や請負/準委任のように対応する英語がない概念をどう書くか、準拠法とCISGの扱いをどう決めるかを整理します。
07 契約交渉

事業部門と相手方の間に立つ:交渉の代理と社内調整

「法務がこう言っているので」という一言で修正案が相手方に渡ると、社内の反対と受け取られます。どこで交渉が止まっているかを見て、そのまま送れる形で渡す、同席して条項の説明だけを担当する、外部弁護士を入れる、という手当てを整理します。07章の最後の記事です。