職場環境配慮義務とは、使用者が、セクシュアルハラスメントやパワーハラスメントなどによって労働者の就業環境が害されることのないよう、職場環境を良好に保つために配慮すべき義務を指す言葉です。法令上の用語ではなく、裁判例で、労働契約に付随する義務や不法行為上の注意義務として用いられてきました。
法令では、事業主に、性的な言動や優越的な関係を背景とした言動などによって労働者の就業環境が害されないよう、雇用管理上必要な措置を講じる義務が定められています(男女雇用機会均等法11条、労働施策総合推進法31条)。