仮装払込みとは、設立や募集株式の発行に際し、出資金を実質的に会社に拠出しないまま、払込みがあったかのように装うことをいいます。払込取扱銀行から借りて払い込み、返済まで引き出さない約束をする「預合い」や、第三者から借りて払い込み、成立後すぐに引き出して返済する「見せ金」が典型です。
払込みを仮装した発起人・引受人は仮装した払込金額の全額を会社に支払う義務を負い(会社法52条の2、213条の2など)、関与した取締役等も原則として同様です(213条の3第1項など)。預合いは刑事罰の対象です(965条)。